日曜日が待ち遠しい Vivement Dimanche!

●「日曜日が待ち遠しい Vivement Dimanche!」
1982 フランス 111分 モノクロ
監督・脚本 フランソワ・トリュフォー
出演:ファニー・アルダン、ジャン=ルイ・トランティニャンほか。

トリュフォーの遺作です。1984年にこの映画の次作を準備中、
急逝していまったのでしたね。もう20年以上も前の話なんですね。
この映画はトリュフォーの作品の中でもファンの多い作品じゃないで
しょうか?
「フィルム・ノワール」や「ヒッチ・コック」のテイストも盛り込まれ、
この時期、トリュフォーの最愛の人であった、ファニーを使って
お洒落で、それでいて、複雑なサスペンスに仕上がっています。
話はかなり複雑なので、ちょっと居眠りしただけで、判らなくなる
恐れ大です。どんでん返しもあったりで、一時も画面(というより
字幕)から目が離せません。吹き替えの方がストーリーが
判り易いかも。吹き替え、出てないか。モノクロで正解だったと
思います。画面にこれ以上の情報が出ると、ストーリーが更に
判りづらくなると思いました。

私がトリュフォーの姿を初めて見たのは77年の「未知との遭遇」でした。
著名な監督が出演していたので、びっくりしたのを覚えています。

彼の映画はきちんと見てないんですよ。私としては「映画はハリウッド」と
いう変な偏見(?)があるもので!

52歳で亡くなったトリュフォー。ファニーとの間にもうけた子供も
大きくなったことでしょうね。私はすでに彼より馬齢を重ねてしまって
います。嗚呼。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
あるいは公式HP

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-06-06 01:30 | 洋画=な行 | Trackback | Comments(0)