2008年 01月 05日
アイ・アム・レジェンド I Am Legend
2007 アメリカ Warner Bros.Pictures,Village Roadshow Pictrues,101min.
監督:フランシス・ローレンス 原作:リチャード・マシスン
出演:ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、ダッシュ・ミホク、チャーリ・ターハン他

今年最初のシネコンは、これ。この年末年始は「ナショナル・トレジャー」と、これの2本だけで
いいや、と決めていたので。で、期待したほどではなかったというのが正直な感想。
allcinemaでも大体の方の一致した意見として、前半はそこそこ良かったのだが、後半は
ダメになっちゃって、エンディングでなんだかなあ、と。せっかくのウィル・スミスなのに。
味が出し切れていないのではないか。
後半、主人公のロバート・ネビル中佐が、罠にかかって足を吊り上げられてしまった後あたり
から、ゾンビ映画と化してくる。このゾンビのCGがどうもイマイチでねえ。

いいな、と思えるのはNYの廃墟。良く出来たCGだ。セットも作ったのだろうが、感心する出来。
空母の艦載機の翼からゴルフをやるところなんぞ、ウィル・スミスに似合っている光景だと
感心したのに・・・。
2012年、ガンの特効薬としてのウィルスが発見され、人類に朗報をもたらすはずだったが、
このウィスルが人類を狂犬病のようなゾンビにしてしまう危険な副作用を持っていて、空気
感染によりあっという間に世界中に蔓延、NY市は封鎖され、市民は逃げたが、人類は滅亡
したと思われていた。たった一人のネビル中佐を残して。彼は、ガソリンスタンドからガソリンを
持ってきて自家発電し、ゾンビたちが紫外線に非常に弱いため、昼間外にでてNYのど真ん中
にもろこし畑を作ったりして、愛犬サムと暮していた。
地下では何とかワクチンが出来ないかと、ゾンビを捕らえてきては実験しているのだが
成功しない。彼はAMラジオで、毎日桟橋に出て待っているから、誰か来てくれと毎日放送して
いた。

ある日、街に生息するヘラジカを食料としてし調達するため、ライフルを持ってサムと一緒に
町に出たが、サムが暗闇に入ってしまい、ゾンビたちに追い回されたり、自暴自棄になり
夜中にクルマでゾンビを轢きまくったりしていた。ところが調子こいてしまい、クルマが横転、
間一髪のところで、ニュー・ジャージーだかから来て、生存者コロニーに向かうという
母親と、男の子に助けられた。しかし、3人で家に引き上げる時、ゾンビに後を付けられ、夜に
襲撃されてしまう。

そんなころ地下室では捕らえたゾンビの一人に摂取したワクチンが利いてきたのだ。
しかし押し寄せるゾンビの大群。彼のアパートは鉄板などで防御してある上、アパートの周り
には爆弾が仕掛けられているのだが、それらを使ってもゾンビはアパートに入ってきた。
地下の絶対安全なところに母子を隠し、彼らに出来上がったばかりの血清を渡し、ネビル
中佐は手榴弾のピンを抜いたのだった。
母子は難を逃れ、生存者コロニーに向かい、血清を渡し、地球は救われることになりましたとさ。ネビル中佐は自らの命と引き替えに人類をすくいましたとさ。めでたしめでたし・・・。
途中、レンタルビデオ屋に通うシーンで「Gまで来たな」なんて喋ったり、自分で客を模して
置いたマネキンの女に声をかけて、涙を流したり、「シュレック」のセリフを全部覚えていて
DVDの音と同じようになぞってセリフを喋ってみたり(自分の今の境遇にピッタリのセリフ)
なるほど、思わせる箇所もあるにはあるのだが。
大きな音で脅かすのはいただけないなあ。隣で寝ていたアベックが「寝ちゃってた・・・」とか
言っていて目覚ましにはなっていたようだが。
それと原作は読んでいないが、本当に一人になっちゃってそこからどうにかするのかと思って
いたら、1000万人の抗体保持者がいる、とか全世界には億単位で生存者がいるとか、
判ってきちゃって、拍子抜けだワ。ラストのコロニーって、ラジオは聴こえていなかったのか。
なぜネビルは、クルマを持っていながらNYを出ることをしなかったのだろうか。
橋は残っていたのに。こういうのを羊頭狗肉というんだろうな。
編集もおかしかった。血清を採ることに成功した女ゾンビの首に小さい蝶のタトゥーがあった
のだが、彼の避難した奥さんの首にもそんなものがあったようなフラッシュバックがあったような
気がした。あの女ゾンビは実は奥さんで、救われて二人で逃げ出す、とかのストーリーが
あったんじゃないかなあ。
この映画の詳しい情報は
こちらまで。

