ブリジッド・ジョーンズの日記 Bridged Jones's Diary

●「ブリジッド・ジョーンズの日記 Bridged Jones's Diary」
2001 アメリカ・イギリス Universal Pictures,Miramax,Little Brid,Studio Canal,
Working Title Films,97min.
監督:シャロン・マグアイア 原作:ヘレン・フィールディング
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント、ジェマ・ジョーンズ他
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観たつもりでいたら、観ていなかったラブコメディの傑作であります。皆さん既にご存じの
ことでしょう。このたびWOWOWのクリスマス特集で放送していたのを鑑賞。

ストーリーは大体評判を聞いて知っていたので、安心して見ていられた。短めの上映時間も
この手のラブストーリーには必要条件だ。

レニーの映画はよく観ている方だが、一番若い時期のものは「ベティ・サイズモア」、スクリーン
で最初に観たのは「シカゴ」だったと思う。唇が特徴的な女優さんだな、というのが第一印象
だったような気がする。そのレニーも今年39歳になりますな。女優としては旬の時期を
迎えたといえる。良い作品に巡り合ってほしいものだ。

さてこの作品。世界で500万部以上売れたというヘレン・フィールディングのベストセラーを
女流監督のシャロン・マグアイアが手掛けたヒットラブコメディ。
出版社のOLで32歳になるブリジッド・ジョーンズは、酒とタバコと怠惰な生活を送っている
売れ残りの独身女性。ある日、そんな自分に別れを告げるべく、元旦から日記をつけ、
酒とタバコを減らし、ダイエットに励み、男を引き付ける女になろうと努力を始める。

気になっていた上司のダニエル・クリーヴァー(グラント)の気を引いてみる。シースルーの
ブラウスを着たりして。彼女を憎からず思っていたダニエルは、ブリジッドに惹かれていく。
一方、クリスマスにパーティーを開くおじさんの家で、毎年男を紹介されるのだが、今年は
弁護士のマーク・ダーシー(ファース)。幼い時に裸で水遊びをした仲だという。

マークは奥さんに逃げられて?独身。しかし、どうもいけ好かない。マークもブリジッドの
バカぶりに呆れて相手にならない。
そいうこうしているうちに、本来女好きのダニエルの手に落ちてしまう。しかし、ダニエルは
ララという女性と二股をかけていたのだ。これが判ると、やっぱりね、と悄然とダニエルと
別れる。ララと婚約した、とほざくのだった。怒ったブリジッドは出版社を辞め、テレビ局に
リポーターとして就職するが、やることはドジばかり。ある時、裁判の取材を言いつけられ
取材相手を逃してしまったのだが、これを助けたのが弁護士のマークだった。彼の計らいで
無罪を勝ち取った夫婦のインタビューの脱線インタビューに成功したブリジッドは、局内でも
高い評価を受けた。マークはあるパーティーで、自分はありのままの君が好きだよ、とブリ
ジッドに告白したのだ。しかし、彼女にあまりその気がないまま日は流れていく。

そして、33回目の誕生日、自分で料理を作り友達をもてなそうとしたブリジッド
だが、これも上手くいかない。そんな場面にマークが現れ、料理の続きの手伝いをする。
なんとなくマークとブリジッドがいい雰囲気になってきたとき、ララに振られたといって
ダニエルが現れる。君なしではいられないんだ、ぼくバカだったよ、とか言っちゃって。
そんな様子を見ていたダニエルは、帰る、と言うが、引き返してきて、ダニエルに表に出ろ、
という。そしてマークはダニエルに一発くらわす。そこから二人の大ゲンカが始まってしまう。
ブリジッドはマークに批難の言葉を浴びせる。さびしく引き揚げるマーク。

友達が言うには、マークの奥さんは友人だったダニエルに寝取られてしまったのだ。それ以来
2人の間は決裂状態だったのだ。事情を知ったブリジッド、マークの気持ちを思うのだった。
そしてマークの家のパーティーに招かれたブリジッド、そこでマークと同僚女性弁護士の
結婚とNYへの転勤が参加者に伝えられる。マークの気持ちを受け止めようと会場に来たのに
結婚を知らされたブリジッド。いつも自分は後手後手に回るドジ女なんだ!

また元の生活に戻ってしまったブリジッド。そんな彼女を友人たちがパリ旅行へと誘う。
出発、とその時、彼女の前にマークが現れた。なぜ??一旦はNYに行ったマークだったが
「大事なものを忘れてきたと気がついた」という。それは君だと。
急いで、セクシーパンツに履き替えて・・・とやっている間にマークは、彼の悪口雑言が並んだ
ブリジッドの日記を見てしまう。そうだったのか、と憤然とするマークは、彼女のアパートから
去っていく。
日記を見られたことを知ったブリジッドはパンツ姿のまま雪の街に飛び出して、一目も気に
せずマークを探すのだった。すると本屋から出てきたマーク、実はブリジッドに新しい日記帳を
買っていたのだった。やっとお互いの思いが通った2人は、通りの真ん中でヒシと抱き合う
のだった。

きわどいセリフが飛びまくるのでPG-15であります。ま、お子様は見ないでよろし。大人の
恋愛映画だから。レニーはこの作品でアカデミー主演女優賞にノミネートされたほどの
体当たりのいい演技。6キロも体重を増やしての役作り。いい男のヒュー・グラントが女たらし
のプレイボーイで、最後に結ばれるのが、フツーのコリン・ファースであるのも、よろし。
ストーリーも単純で、でも現実に生きている女性が共感を得やすい状況が描かれている。
それにしてもこの映画、出演者がやたらとタバコを吸いすぎですな。
3年後に続編が作られるのだが、それはこれから観てみます。
この映画の情報は
こちらまで。
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-12-27 06:22
タイトル : ブリジット・ジョーンズの日記
 コチラの「ブリジット・ジョーンズの日記」は、世界的なベストセラーとなった同名小説の映画化で、映画も大ヒットしましたよねぇ〜。ちょっとキワドイR-15指定のラブコメです。  「プライドと偏見」をベースとした恋愛模様も定番?ありがち?かもしれないけど、作り方....... more
by jazzyoba0083 | 2008-12-26 23:10 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)