●「オープン・ウォーター2 Open Water2」
2006 ドイツ 94min.
監督:ハンス・ホルン
出演:スーザン・メイ・プラット、リチャード・スパイト・Jr.、ニクラウス・ランゲ、アリ・ヒリス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>

短く単純な映画ゆえに、よく印象に残る。いい悪いは別として。そりゃ、大型ヨットから
はしごを掛けずに海に飛び込めば、這い上がれなくなるわなあ。
そのあたり、普段の暮らしの中でも置きそうな、ドジが、命を奪う事態にまで悪化する
顛末を描く。殆どがヨットの回りの海で進行するので、低予算だということは判るが
ストーリーの面白さで、結構楽しめました。突込みどころは数々あるけど。

高校の時の仲良しが、再び集まることに。友人の中の1人が成功して、ヨットを繰り出し、
その船上で楽しもうと誘ったのだ。
集まったのは、小さい赤ちゃんのいる夫妻(旦那は高校時代の仲間ではない)、女性と
男性、ヨットの持ち主の男性とそいつがヨットに引っ張り込んできた若い女性の6人。

主人公となるママのエイミーは、子供の頃に父親と海で遊んでいて何かわからないけど
事故にあい、父親が水死する、というトラウマがあり、1人だけライフジャケットを
つけての乗船だった。

ヨットの持ち主であるダンは投資家をやって成功したといい、軽くて調子がいい。
そのうち、海に入って遊ぼうということになり、みな、船上から海へと飛び込む。
ダンも嫌がるエイミーを抱えて海に。

全員が海に入った時、誰かが気が付いた。梯子が無い。どうやって遥か上のヨットの
甲板に這い上がるのか?バカだなあ、と思うですよ。そのあたりの日常のドジが
生死を分ける恐怖を生むことになったのだ。
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最初は飛び上がったり、船尾の星条旗に飛びつこうとして失敗したり、全員の
水着を脱いで繋ぎ合わせて、甲板のデッキロープに引っ掛けようとしたが
ことごとく失敗。そのうちパニック気味だったダンの彼女ミシェルが溺死。
そりゃ、ライフジャケットをつけていない人たちはずっと立ち泳ぎをしているんだから
疲れるわなあ。

また、船の周りを調べてくるといって、ナイフをもってヨットの回りを泳いでいた
エイミーの旦那ザックは、ナイフを落としてしまい、それを慌てて取りに行き、
息が苦しくなって慌てて浮上したところ、スクリューシャフトに頭をぶつけ、
頭の骨を折って重傷となった。

もう1人、冷静だったローレンは、このままでは解決にならないと、単身陸を目指し
泳ぎ始めた。

こうした事態にダンは、このヨットは自分の物じゃなく、自分は成功なんかしてない
しがない従業員だ、と告白。 頭のキズがもとで結局死んでしまうザックに対し
俺が死ねばよかったのだ、と後悔する。

しかし、水中メガネのガラス部分を、ヨットのボディの隙間に差込み、そこを
足場にして、エイミーがヨットによじ登ることに成功した。
ヨットの中ではおなかをすかして泣いていた赤ちゃんがいたのだ。母は強し!
まずは電動の梯子を水面に降ろす。

そして、海にいたダンを探すが、ダンは自責の念から自ら海で死のうとしている
ように見えた。浮き輪を投げるエイミー。さらには再び海に飛びこみ、
ダンを助けようとする・・・・

そして夜が明けた。近寄る老人の乗った漁船。その目には誰も乗っていない
大型ヨットが・・・。
誰も居ない・・・・。しかしラストカットにはエイミーが裸で甲板に突っ伏した
ダンを足元において立ち尽くす姿が描かれていた・・・。

ラストはどういうこと?エイミーは助かり、ダンは結局引き上げたけど、絶命した
ということ。1人で甲板には引き上げられないから、甲板まではダンは自力で
這い上がったのだろう。そこで絶命?まだ生きている?
そのあたりよく判らなかったなあ。それと幼い頃の父親の水死事故は何が原因
だったのか。泳いで陸地を目指したローレンは・・・、まあ無理だったろうあ。
などと突込みどころはあれど、まずは94分飽きずに見ることができた。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-10-28 22:50 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)

●「The 4th Kind フォース・カインド」
2009 アメリカ Universal Pictures,Gold Cicle Films,99min.
監督・脚本:オラントゥンデ・オスサンミ
出演:ミラ・ジョヴォビッチ、ウィル・パットン、イライアス・コティーズ他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
宇宙人との接触を「二セ・ドキュメンタリー」構造で描くサスペンスSF。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」系のストーリー仕立て。実話に基づいているような
雰囲気をこれでもか、という位に真実味を帯びさせて観させる。私は何か迫力ある
「偽ドキュメト画像」が真に迫っていたので、「これって、ホントに偽物だよな・・・」と
どこか、騙され気分で見てしまったので、とても気分が悪かった。初めから徹底した
偽物、と判っていて、気分よく騙された方が印象が良かった。
良く考えれば、収録のビデオが肝心の時にちゃんと映って無いとか、解せない部分は
たくさんあり、つっこみどころも沢山あるのにな。最後の最後まで、タイラー博士の娘が
「いまだに行方不明」というところで出される本物っぽい少女の写真、ロールのバックで
音だけ流れるUFOの目撃証言の寄せ集め、ホントに良くできた偽物です。

「タイラー博士を演じるミラ・ジョヴォヴィッチです・・・」とか言って始まっちゃうしね。
この手の映画は、気分よく騙されてあげられるか、「あ、ウソつかれた」と気持ち悪いかに
別れるのでしょうね。私は後者でしたけど。

要するに、心理学者で、宇宙人との「第4種」遭遇=異星人による拉致を信じている
タイラー博士が、実際のオスサンミ監督のインタビューに答えていくという形をとる。
旦那は誰かに(宇宙人に)殺されたと信じている。そして娘も行方不明になるのだが、
これも宇宙人にさらわれたと信じている。
また博士をみはっていた警官も実は、博士の家の上空に現れた物体に博士と娘が拉致されたのを
目撃していたのだ。

回しているビデオは肝心の所で必ず画像が乱れ、またシュメール語のような音も入っていた
りするのだ。

かくして「信じるも信じないもあなた次第」ということで映画は終わっていく。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-10-28 22:30 | 洋画=さ行 | Trackback(1) | Comments(0)